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エイトレッド、琉球アスティーダと共同記者会見開催~ワークフローで地域企業のIPO実現を支援~

エイトレッド、琉球アスティーダと共同記者会見開催~ワークフローで地域企業のIPO実現を支援~

5月26日(水)、株式会社エイトレッド(以下エイトレッド)代表取締役社長 岡本康広(以下岡本)が、琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社(以下琉球アスティーダ)代表取締役 早川周作氏(以下早川氏)と「全国の地域企業やスポーツ関連企業を上場支援」に関して共同記者会見を開催しました。

会見の様子は以下の通りになります。

写真左:琉球アスティーダ 代表取締役 早川周作氏
写真右:エイトレッド 代表取締役社長 岡本康広

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継続的に自走できる経営モデルを普及し、地域の活性化に貢献

地域企業やスポーツ関連企業の株式上場支援を行うことになったきっかけについて教えてください

早川氏:そもそも琉球アスティーダが上場しようと思ったきっかけは、スポーツチームの事業モデルに、お金を循環させる仕組みが全くないことに疑問を感じたからです。

本来スポーツとは、たくさんの人の心を動かすことができるものです。旧来の大手資本のスポンサー収入やチケット収入に頼ったスタイルではなく、上場し、地域のマイナースポーツチームでも、自走で継続的に経営できることを示すことで、もっと可能性があることを証明したいと思いました。

創業から3年、今年3月30日に琉球アスティーダの上場が実現しました。

私たちの合言葉でもある「沖縄から世界へ」を達成するためにも、新しくできたアスティーダモデルを広く普及させることで、地域の経済を牽引していける企業を増やしていきたい、諦めずに立ち向かえば道は必ず開かれるということを伝えたい、そう思い全国の地域企業やスポーツ関連企業への上場支援を行うことにしました。

岡本:エイトレッドは、内部統制の側面から琉球アスティーダさんの株式上場をサポートさせていただいただいたのですが、私自身が島根県の地方出身者ということもあり、早川氏の地域の経済を牽引していける企業を増やしたいという思いに共感いたしました。

琉球アスティーダさんとコラボレーションすることで、エイトレッドの持つ仕組みを地域企業のIPO実現、そして地域そのものの活性化に役立てたいと考えています。

IPO実現の鍵は企業全体を変えるファーストDX

地域企業やスポーツ関連企業が上場する上での課題は?

早川氏:実際に琉球アスティーダ上場の過程で特に課題となったのは内部統制の問題でした。

人員不足による申請ミスや手戻り修正の多発、業務フローのばらつき、売上報告の遅延といった予実管理の問題など。

内部統制の体制が整っていないことで、バックオフィスの急激な業務量の増加に対応しきれず、監査法人から業務の信頼性について何度も指摘を受けることになりました。そこで、これは早急に対策が必要だと思い相談しのがエイトレッドの岡本さんでした。

まずは手始めにワークフローシステムの導入をするようアドバイスをもらい、早速実行したところ、業務プロセスのデジタル化や社内規定の策定、承認フローの可視化が進んだことで、先述したような課題が次々改善し状況が一変しました

岡本:ワークフローシステムとは、簡単に説明すると申請から決裁まで、一連の承認フローを電子化するいわゆる電子稟議システムのことです。ここで言及しておきたいのは、ワークフローシステム導入の目的は、単に稟議書をまわすという業務をデジタル化することではないということです。

昨今のDX推進の潮流の中で、例えば会計システムや販売管理システムを導入し、一部の業務を電子化したことでDXを達成したとする事例を多く見受けますが、経産省のガイドラインにもあるように、DXの本来の目的は、データとデジタル技術を活用して業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革することです。つまり、一部門だけではなく企業全体が変わらないと意味がありません。

その観点からいうと、ワークフローシステムは、社員全員が使うものであり、また、意思決定にスピードが生まれることで企業経営や働き方など組織全体に変革をもたらすことができます。

私は、DXの最初の1歩としてワークフローシステムを導入することを「ファーストDX」と呼んでいるのですが、全社をあげて上場を実現できる企業に変わってもらうためにも、琉球アスティーダさんにファーストDXを実施してもらいました。

上場の過程が企業をあるべき姿に変える

地域企業やスポーツ関連企業が上場するメリットについて教えてください

早川氏:まずは、上場の過程で企業が企業としてあるべき姿になっていくという点があげられます。

企業としてあるべき姿とは、最低限のガバナンスが利いていること、ディスクロージャー(情報公開)がなされていること、適正な株式評価をしてもらうことです。

どれもあたり前のことですが、未上場の会社にはこれらがなんとなくになってしまっていることが少なくありません。

当たり前のことを当たり前にするだけで、例えばいい株主に出会えたり、金融機関の融資を受けやすくなったり、反社会的勢力を避けることができたり、結果として会社としての信用と様々なメリットを受けることができます。

また、注目度や露出が上がるということも上場のメリットの1つとして挙げることができます。

琉球アスティーダの場合は、スポーツクラブチームではじめてというキャッチーな点があったということもありますが、コーポレートサイトへの流入がプロリーグで優勝したときの300倍くらいありました。

岡本:現在沖縄にある上場企業は8社と伺いましたが、私の出身地島根県の上場企業はたった3社です。ですので、単純に上場するだけでも差別化やブランディングにつながると思います。

また、インターネットが普及し、オンラインでの商品販売や遠隔でのやりとりが当たり前になった今こそ、商圏を全国に拡大するチャンスだと思います。私は沖縄や島根の企業が魅力の面で首都圏の企業に劣っているとは思わないので、上場という付加価値を手に入れることで、全国的に活躍してほしいと思います。

結果をつくるのは継続的なチャレンジと諦めない心

琉球アスティーダは「沖縄から世界に」、エイトレッドは「人と人のつながりを作り続ける」ということをミッションに挙げてますが、それらを達成するために大切にしていることはなんですか

早川氏:私の座右の銘は有志有道というものです。これは、意志のあるところに道があるという意味で、どんなにつらくても、途中で諦めたりせず、思い描くビジョンに向けて継続することです。

実際、琉球アスティーダが上場するまでも様々な困難がありました。理事会の同意を得るためにメンバー一人一人に自分が実現したいビジョンについて丁寧に説明してまわったこともあります。

3年の月日を要しましたが、最終的に上場という1つの目標を達成できたのは諦めずに継続してきたことの結果だと思っています。

また、上場というのは1つのゴールでしたが、同時に新たなスタートでもあります。私には、5年後には沖縄を中心に30社の上場企業を生み出すという未来の明確なビジョンがあります。これからもそのビジョンを見据えながら、チャレンジングな精神で継続的に挑み続けることが大切だと思っています。

岡本:エイトレッドはワークフロー専門メーカーとして創業から14年間ワークフローシステムの開発に注力してきました。そんなエイトレッドの製品がお客様の手元にちゃんと届いているのは、販売パートナー様の協力があったからこそです。

お客様に向けていい製品を作り続けるというのはもちろんそうですが、私はお客様だけではなく、パートナー企業様を含めた全てのステークホルダーとなる人たちに目を向けて、いいサービスいい対応をすることを大切にしています。

所感

今回の会見で特に印象的だったのは、早川氏の「上場の過程で企業が企業としてあるべき姿になっていく」という言葉でした。

早川氏が挙げた企業としてあるべき姿の条件は、「最低限のガバナンスが利いていること」「ディスクロージャー(情報公開)がなされていること」「適正な株式評価をしてもらうこと」の3つでしたが、私はそれらに加えて、「企業が1つになること」も重要なのではないかと感じました。

琉球アスティーダが3年という短期間でIPOを実現できたのは、ワークフローシステムを導入したことで、会社のルールを一本化できたこと、そして、そこで働く人たちが「沖縄から世界に」という気持ちを1つできたことが大きく影響してるのではないかと思います。

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この記事を書いた人 ワークフロー総研 編集部

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