ワークフロー総研とは
ワークフロー総研のコンセプト・目的
「ワークフロー総研」では、ワークフローをWork(仕事)+Flow(流れ)=「業務プロセス」と定義して、日常業務の課題や顧客の潜在ニーズの視点からワークフローの必要性、重要性を伝えていくために、取材やアンケート調査を元にオンライン上で情報を発信していきます。また、幅広い情報発信を目指すために、専門家や企業とのコラボレーションを進め、広く深くわかりやすい情報を提供してまいります。
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所長からのメッセージ

ワークフローは、TPOに関係なく企業の意思決定を支援し、経営スピードを高められるのでとても重要な業務なのですが、ワークフローの電子化、仕組み化ができているのは一部の企業だけにとどまっているのが現状です。
そのような中、ワークフローの必要性や重要性をもっと多くの企業に理解してもらい、ワークフローの力で間接業務の効率化を推進して、特にバックオフィス部門が企業内でのビジネス貢献度を高め、DX(デジタルトランスフォーメーション)が実現できるように支援していきたいという想いから、「ワークフロー総研」でのさまざまな取り組みを開始いたします。
エイトレッドは設立前を含めて約18年間、ワークフローシステムの開発・販売に関わってきた経験とノウハウ、そして約3,500社のお客様からのご意見・ご要望を活かして、ユーザーの立場に立った情報提供や業界の発展に貢献していきたいと考えています。
フェロー紹介 沢渡あまね氏
プロフィール
沢渡あまね氏
業務プロセス/オフィスコミュニケーション改善士。
企業・自治体・官公庁などこれまで300を超える組織のワークスタイル変革、組織風土改革、マネジメント変革を支援。
著書
『仕事ごっこ』『仕事は「徒然草」でうまくいく』『業務デザインの発想法』『職場の問題かるた』『職場の問題地図』『マネージャーの問題地図』『働き方の問題地図』『仕事の問題地図』『システムの問題地図』(技術評論社)、『チームの生産性をあげる。』(ダイヤモンド社)、『働く人改革』(インプレス)、『新人ガール ITIL使って業務プロセス改善します!』『ドラクエに学ぶ チームマネジメント』(C&R研究所)など。
『職場の問題地図』は”ITエンジニアに読んでもらいたい技術書/ビジネス書大賞2018”で、ビジネス書部門大賞受賞。
コメント
時代は統制型(ピラミッド型)からオープン型へ。組織の中に答えがない時代。いかなる組織も、情報や働く環境をどんどんオープンにし、組織内外の人とすばやくつながり、協働して価値創出する(あるいは課題解決する)、すなわちコラボレーション型への変革が求められます。
そして日本のワークスタイル変革を妨げる、大きな要因の一つが紙ベース、押印ベースの仕事のやり方です。これをペーパーレス、すなわちITを使って代替することで日本の職場の生産性が大幅に向上するとともに、組織内外のスピーディーなコラボレーションが可能になります。
ワークフローもそのための仕組みの1つであり、企業・自治体・官公庁などあらゆる組織のマネジメント課題の解決に貢献します。
ワークフロー総研の活動を通じ、スピーディーなコラボレーションを実現するための、マネジメントスタイル・仕組みづくり・組織風土づくりを追求し発信してまいります。
フェロー紹介 豊田 健一氏
プロフィール
豊田 健一氏
株式会社月刊総務 代表取締役社長
『月刊総務』 編集長、 戦略総務研究所 所長
早稲田大学政治経済学部卒業。 株式会社リクルートで経理、 営業、 総務、 販売会社の管理、 株式会社魚力で総務課長を経験後、 ウィズワークス株式会社を経て、 株式会社 月刊総務へ。 現在、 日本で唯一の総務部門向け専門誌『月刊総務』の編集長、 戦略総務研究所の所長。 一般社団法人 ファシリティ・オフィスサービス・コンソーシアムの副代表理事やAll Aboutの「総務人事・社内コミュニケーション・ガイド」も務める。
コメント
「戦略総務」。いま総務が目指すべき姿として着目されています。そして、この言葉、「総務が戦略総務になった時、会社が変わる」。人手不足から始まった働き方改革。従業員の生産性向上が喫緊の課題となっている現在、大きく寄与するのが「働く場」、オフィスワークの在りようです。それを司るのが総務であり、総務が戦略性を持って、働く場に仕掛けることが出来れば、従業員の生産性は大きく向上するのです。
必要なのは、総務自身の生産性向上であり、それには紙の電子化が不可欠。ワークフローを電子化することにより、総務自身の仕事の生産性が大きく向上することでしょう。結果、総務に人的リソースができ、考える総務、戦略総務が実現、従業員の生産性向上に向けた施策も実現できるのです。
冒頭の言葉、「総務が戦略総務になった時、会社が変わる」のです。
ワークフロー総研に携わることで、総務の仕事を、従業員の仕事を変える取り組みに参加できることは、大変うれしく思っています。皆さんとともに、戦略総務の実現を目指していきましょう!
フェロー紹介 高森 厚太郎氏
プロフィール
高森 厚太郎氏
一般社団法人日本パートナーCFO協会 代表理事
東京大学法学部卒業。筑波大学大学院、デジタルハリウッド大学院修了。日本長期信用銀行(法人融資)、グロービス(eラーニング)、GAGA/USEN(邦画製作、動画配信、音楽出版)、Ed-Techベンチャー取締役(コンテンツ、管理)を歴任。
現在は数字とロジックで経営と現場をナビゲートするプレセアコンサルティングの代表取締役パートナーCFOとして中小・ベンチャー企業などへの経営コンサルティングのかたわら、デジタルハリウッド大学院客員教授、グロービス・マネジメント・スクール講師、パートナーCFO養成塾頭等も務める。2020年9月にはワークフロー総研のフェローに就任。著書に「中小・ベンチャー企業CFOの教科書」(中央経済社)がある。
コメント
稟議書というと、人出少なく社内外対応に忙しい現場にとっては煩雑で面倒くさい書類、現場の細かい事はいちいちフォローできない経営にとってはガバナンス用の形式的な書類と考えられがちではないでしょうか。
しかし、稟議書には、「誰が、どんなことを、どうやって、いつやろうとするのか」「それを誰が、どんなことを考えて認めたのか」「意思決定の結果はどうなったのか、なぜ成功できたか、失敗に終わったとしたら、どうすべきだったのか」、上下の意思疎通のツールとして、正しい意思決定を促すツールとして、成功や失敗の振り返りのツールとして、実は、有用でパワフルなツールと考えています。
今回、ご縁いただいたワークフロー総研フェローを通じて、リソース無い無いづくし(ヒトいない、カネない、情報ない)の中小・ベンチャー企業で、稟議書を使って、ガバナンスを担保しつつ、ローコストで的確に経営管理を行う方法論を考え、発信していきたいと思います。