お知らせ
中間貯蔵・環境安全事業株式会社が、ワークフローシステム「AgileWorks」導入により申請業務のデジタル化を実現し、申請スピードを2倍に加速
2024.10.18
ニュースリリース
さらに、AgileWorks導入がきっかけとなりデジタルに親和的な組織文化も醸成
ワークフローシステムのリーディングカンパニーである株式会社エイトレッド(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岡本 康広 以下、エイトレッド)が提供するワークフローシステム「AgileWorks(アジャイルワークス)」をご利用いただいている、中間貯蔵・環境安全事業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:鎌形 浩史 以下、JESCO)の導入事例を公開いたしました。

AgileWorks導入の背景
政府全額出資の特殊会社であり、全国5ヶ所でPCB廃棄物処理および中間貯蔵事業を手がけるJESCOは、「行政のデジタル化」に伴う政府からの要請を受け、申請業務のデジタル化を推進するにあたり、以下の課題を抱えていました。
- 全国各地の拠点において紙の申請書を運用
- 決裁までに約1週間を要し、意思決定が遅滞
- 組織の年齢層が高く、アナログな文化が根強い
これらの課題を解決するため、ワークフローシステムAgileWorksをご導入いただきました。
AgileWorks選定の理由
可能な限り社員が既存の業務と違和感なく利用できる機能として「紙の申請書のデザインを再現できること」と、「申請書の閲覧を効率化できる機能」を重要な要件として選定いただきました。
さらに、AgileWorksのメンテナンス性の高さや、組織改編が頻繁に発生しても組織図の変更を事前に予約可能な「先付けメンテナンス」機能を高くご評価いただきました。
【AgileWorks導入による効果】
現在、JESCOでは約600名の社員がAgileWorksを利用しており、紙の申請書で運用していた業務のほとんどがデジタル化されています。運用開始から約3年間で累積の申請数は約45,000件にも達し、従来では1週間ほどかかっていた承認までの期間は3日ほどに短縮され、申請スピードは2倍近くに加速するなど、導入効果も大きくなっています。
また、申請書の持ち回りや決裁後の保管作業が不要になったほか、一部運用が複雑だった申請書についても手間なく扱えるようになるなど、申請書の処理や保管に要する手間も大幅に軽減されました。
さらに、AgileWorksの充実した機能や操作性の高さが後押しとなり、デジタルに親和的な組織文化も醸成されています。
(※2024年10月18日時点)

ワークフローシステム「AgileWorks」について
「AgileWorks」は、複雑な承認フローにも対応できる標準機能と高い拡張性を併せ持つ中堅・大規模組織向けワークフローシステムです。大規模かつ複雑な組織構造を考慮した設計で、人事異動や組織改編にも素早く柔軟に対応できます。昨年8月に製品リリースされたR3.0では「Web API」を実装するとともに「全文検索」や「ビジネスチャット通知」などの新機能が追加されたほか、利便性が大きく向上する「スマホアプリ」も利用可能となりました。さらに「ワークフロー統計情報の取得」が新たに可能となり、社内の申請承認業務の状況が可視化され、単なる電子化に留まらない業務効率化を推進します。お客様の企業規模やニーズに合わせてパッケージ版とクラウド版をお選びいただけます。
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組織概要
JESCO
JESCOは2003年に施行された「中間貯蔵・環境安全事業株式会社法」を根拠に設立された特殊会社で、政府全額出資により運営され環境省が監督しています。展開する事業は、PCB廃棄物処理事業と中間貯蔵事業の主に2つとなっており、PCB廃棄物処理事業では、かつて変圧器やコンデンサーなどの電機機器などに利用され、現在は製造・輸入が禁止されている化学物質のPCBを国の処理基本計画に従って無害化処理しています。中間貯蔵事業では、福島県内の除染で発生した土壌などを最終処分するまでの間、中間貯蔵施設で管理・保管する等の事業を環境省の委託により手がけるなど、環境安全に資する公益性の高い事業を展開しています。
名称:中間貯蔵・環境安全事業株式会社
所在地:東京都港区芝1-7-17 住友不動産芝ビル3号館
代表者:代表取締役社長 鎌形 浩史
設立:2004年4月
事業内容:PCB廃棄物処理事業、中間貯蔵事業等