お知らせ
医療法人豊田会刈谷豊田総合病院が、ワークフローシステム「AgileWorks」導入により、各種帳票のペーパーレス化、職員の業務負担軽減を実現
2024.03.12
ニュースリリース
従来のシステムでは複雑で困難だった帳票作成やデータ出力といったシステム運用の内製化も達成
ワークフローソリューションベンダーの株式会社エイトレッド(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岡本 康広 以下、エイトレッド)が提供するワークフローシステム「AgileWorks(アジャイルワークス)」をご利用いただいている、医療法人豊田会刈谷豊田総合病院(本院:愛知県刈谷市、理事長:豊田 鐵郎 以下、刈谷豊田総合病院)の導入事例を公開いたしました。
AgileWorks導入の背景
愛知県の刈谷市、高浜市およびトヨタグループ8社が運営する刈谷豊田総合病院は、業務の効率化を図るためペーパーレス化を推進するにあたり、以下の課題を抱えていました。
- 事務、管理業務を中心に紙帳票による業務が多数存在
- 紙帳票の決裁やExcelなどへの転記作業が業務効率化を阻害
- 既存システムのワークフローが複雑で院内対応が困難
これらの課題を解決するため、ワークフローシステムAgileWorksをご導入いただきました。
AgileWorks選定の理由
豊田会全体の職員及び関係者は約2,500名に及ぶ上、職員ごとに申請業務の頻度にはバラつきがあり、1ユーザーごとの課金では大幅なコスト増となるためユーザー課金モデルとは異なる料金体系であることと、施設内のサーバーで運用可能なオンプレミス製品であることを要件に選定いただきました。
AgileWorksはオンプレミス製品であるとともに、システムへの同時接続数ごとに課金する料金体系の「同時接続ライセンス」を採用しており、高くご評価いただきました。
AgileWorks導入による効果
現在、豊田会のほぼすべての職員がAgileWorksを利用できる環境であり、運用開始から半年間での申請数は約10,000件にのぼっています。約50業務の申請書をAgileWorksで運用しており、これまで年間3,000件以上が紙帳票で申請されていた病院内設備の修理などの作業依頼は、AgileWorks移行後は作業全体のリードタイムが約20%短縮された上、作業進捗も可視化されました。
さらに、既存のグループウェアはワークフローの作成・改修時においてプログラミングが求められるなど院内での運用が困難な状況でしたが、AgileWorksは直感的に理解しやすいUIのため、ITの特別な知識がなくても帳票や回付ルールの作成・改修が可能となっており、システム運用の内製化も進んでいます。
(※2024年3月12日時点)
ワークフローシステム「AgileWorks」について
「AgileWorks」は、複雑な承認フローにも対応できる標準機能と高い拡張性を併せ持つ中堅・大規模組織向けワークフローシステムです。大規模かつ複雑な組織構造を考慮した設計で、人事異動や組織改編にも素早く柔軟に対応できます。昨夏リリースされたR3.0では「Web API」を実装するとともに「全文検索」や「ビジネスチャット通知」などの新機能が追加されたほか、利便性が大きく向上する「スマホアプリ」も利用可能となりました。さらに「ワークフロー統計情報の取得」が新たに可能となり、社内の申請承認業務の状況が可視化され、単なる電子化に留まらない業務効率化を推進します。
AgileWorksの製品サイトはこちら
組織概要
刈谷豊田総合病院
刈谷豊田総合病院は、愛知県刈谷市、高浜市、トヨタグループ8社が共同運営する総合病院です。豊田自動織機、トヨタ自動車の社長などを歴任した石田退三の地域社会への貢献の思いと、初代病院長である古居亮治郎の地域医療への思いが共鳴したことに端を発します。現在は700床以上の病床を有し、西三河エリアの中核病院として、30科目以上の診療科目に対応。また、愛知県がん診療拠点病院にも指定されており、がんに対して腹腔鏡や胸腔鏡、手術支援ロボットであるダヴィンチを3台導入するなど、低侵襲手術にも注力しています。
名称:医療法人豊田会 刈谷豊田総合病院
所在地:愛知県刈谷市住吉町5丁目15番地
代表者:理事長 豊田 鐵郎
開院日:1963年3月
診療科目:内科、外科、小児科、整形外科、泌尿器科、産婦人科、他(全30科目)
URL:https://www.toyota-kai.or.jp/