ATLED STORY
価値観の変化、新しい組織へ
終身雇用、年功序列型賃金、新卒一括採用――。これら日本型雇用システムは限界を迎えつつあります。自らのキャリア形成に責任を持ち、個人の考えや多様性が重要視される現代では、これまでのような一つの価値観しか持たない組織においては、社会の変化を受け入れることができなくなっていくでしょう。これからは多様な価値観を認め、柔軟に変化を受け入れて成長する組織が求められます。
そのためには組織を構成する一人ひとりが決められた役割のみを果たすのではなく、それぞれが持つ力や個性を発揮することが重要です。これから求められる組織においては、そこに所属する一人ひとりが主人公となるのです。

今までの“あたりまえ”を疑う
エイトレッドは、日本全体が「働き方」について、今よりも疑問を抱いていなかった2007年に誕生しました。ようやく「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」が関係閣僚、経済界、労働界、地方公共団体の合意によって策定された――そんな時代です。
当時、ピラミッド型組織では上意下達が“あたりまえ”だと思われていました。そのような形態では多くの指示待ちの人により組織が硬直し、経営の意思決定にも重大な影響を及ぼしていました。トップの指示ありきでコミュニケーションを行うのではなく、現場は状況や課題を共有し、トップは現場や組織全体を支えるために動く、この仕組みが実現できれば今までのピラミッド型組織とは全く別の一体感が生まれます。
環境の変化が速く、そして激しくなっていくこれからの時代において、双方向で活発なコミュニケーションの中で現場に立つ一人ひとりが自ら考え、判断し、行動できる組織に変わることが新しい時代を生き抜く鍵だと我々は考えたのです。

なぜ、ワークフローか
個人が力を発揮し、主人公となるために、なぜワークフローが必要なのでしょうか。
人がひとりでできることには限界があります。組織も同様です。しかし一つの会社の中で自律したメンバーとメンバー、チームとチームがつながり、個性を発揮できればその可能性は掛け合わさって無限大に広がります。
ワークフローシステムの役割は書類の電子化・ペーパーレス化だけではありません。電子化によって時間と距離の壁を取り払い、メンバーとチームをつなげます。さらには社内のコミュニケーションが活発化することにより、今までになかった発想やコラボレーションが生まれるきっかけとなるでしょう。
ワークフローシステムを通じてユニークな発想や人と人のつながりを創り、組織全体の創造性の基盤を築くことで、日本における「働く」の新しい常識を生み出すことが私たちエイトレッドの使命です。

お客様、販売パートナー様に信頼されるマーケットリーダーへ
そして、これまでの常識とは正反対の姿を目指し、ワークフローが実現する可能性を社名とロゴに取り入れ、改革を決意したのがエイトレッドであり、現在3,000社を超えるお客様にエイトレッド製品が導入されてきました。この数字は、これまで自社の課題に向き合ってきたお客様の数であり、エイトレッドがお客様から信頼をいただいた証でもあります。
従来のやり方を変えることには不安がつきまといます。しかし、信頼できる販売パートナー様とともに、共に前進できるシステムと強固なサポート体制により、お客様は安心して変化を成長へつなげられると信じています。
エイトレッドはこれからもお客様、販売パートナー様とともに組織の課題に向き合い、進化を続け、この先もつながりと成長を支えるマーケットリーダーとして日本の「働く」を変えていきます。
