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【調査レポート】大企業のデータ活用に関するレベル調査〜大企業におけるデータ活用の5段階レベル、第1位「レベル4:戦略的データ活用」〜

【調査レポート】大企業のデータ活用に関するレベル調査〜大企業におけるデータ活用の5段階レベル、第1位「レベル4:戦略的データ活用」〜

データドリブン経営を行う大企業の9割以上が、「ワークフローシステム」の活用が、効率的・効果的なデータ活用において「重要」と回答

ワークフローシステムのリーディングカンパニーである株式会社エイトレッド(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岡本 康広 以下、エイトレッド)は、データドリブン経営をしている大企業(従業員1,000名以上)の経営企画・経営管理・情報システム・DX推進担当者110名を対象に、大企業のデータ活用に関するレベル別調査を実施しましたので、お知らせいたします。

調査サマリ

    ●データ活用のレベル「レベル4:戦略的データ活用」が41.8%で最多。
    ●さらなるデータ活用のためにシステムに求めるもの、「リアルタイムのデータ分析機能」(57.1%)や「データの一元管理と統合機能」(54.3%)など
    92.7%がワークフローシステムの活用が、効率的、効果的なデータ活用において「重要」と回答

調査概要

調査名称:大企業のデータ活用に関するレベル別調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー®︎」の企画によるインターネット調査
調査期間:2024年10月3日〜同年10月7日
有効回答:データドリブン経営をしている大企業(従業員1,000名以上)の経営企画・経営管理・情報システム・DX推進担当者110名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。

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勤務先のデータ活用のレベル、「戦略的データ活用」が41.8%、「組織的データ活用」が30.9%

Q1.あなたのお勤めの会社は、データ活用のレベルに関してどの段階に該当しますか。」(n=110)と質問したところ、「レベル4:戦略的データ活用」が41.8%、「レベル3:組織的データ活用」が30.9%、「レベル5:統合的データ活用」が16.4%という回答となりました。

・レベル1:データ活用の準備段階:0.0%
・レベル2:基礎的データ活用:8.2%
レベル3:組織的データ活用:30.9%
レベル4:戦略的データ活用:41.8%
レベル5:統合的データ活用:16.4%
・わからない/該当しない:2.7%

データ活用のために使用しているシステム、第1位「グループウェア」(70.9%)、第2位「顧客関係管理(CRM)システム」(67.3%)

Q2.あなたのお勤めの会社で、現在、データ活用のために使用しているシステムを選んでください。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「グループウェア」が70.9%、「顧客関係管理(CRM)システム」が67.3%、「ビジネスインテリジェンス(BI)ツール」が60.9%という回答となりました。

・グループウェア:70.9%
・顧客関係管理(CRM)システム:67.3%
・ビジネスインテリジェンス(BI)ツール:60.9%
・ワークフローシステム:54.5%
・財務・会計管理システム:48.2%
・手作業やスプレッドシートによる管理:33.6%
・その他:0.9%
・わからない/答えられない:3.6%

勤務先での、ワークフローシステムを使用して管理・活用するデータ、「経費精算のデータ」が70.0%で最多

Q2で「ワークフローシステム」と回答した方に、「Q3.あなたのお勤めの会社では、ワークフローシステムを使用してどのようなデータを管理・活用していますか。(複数回答)」(n=60)と質問したところ、「経費精算のデータ」が70.0%、「顧客対応に関するデータ」が63.3%、「購買・発注のデータ」が61.7%、「申請・承認のプロセスに関するデータ」が61.7%という回答となりました。

・経費精算のデータ:70.0%
・顧客対応に関するデータ:63.3%
・購買・発注のデータ:61.7%
・申請・承認のプロセスに関するデータ:61.7%
・予算・費用の承認データ:60.0%
・勤怠・休暇の申請データ:58.3%
・契約・法務関連のデータ:56.7%
・生産管理に関するデータ:33.3%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:5.0%

データ活用をさらに強化するために、システムに求める機能や改善点、「リアルタイムのデータ分析機能」(57.1%)が最多 

Q2で「手作業やスプレッドシートによる管理」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q4.今後、データ活用をさらに強化するために、Q2で選択したシステムに求める機能や改善点があれば、具体的に教えてください。(複数回答)」(n=105)と質問したところ、「リアルタイムのデータ分析機能」が57.1%、「データの一元管理と統合機能」が54.3%、「使いやすいユーザーインターフェース」が54.3%という回答となりました。

・リアルタイムのデータ分析機能:57.1%
・データの一元管理と統合機能:54.3%
・使いやすいユーザーインターフェース:54.3%
・AIを活用した高度なデータ分析機能:49.5%
・セキュリティ対策の強化:44.8%
・部門間のデータ共有機能の強化:27.6%
・システムの拡張性や柔軟性:26.7%
・その他:0.0%
・特にない:1.0%
・わからない/答えられない:2.9%

「コストパフォーマンスの向上」などの意見も

Q4で「特にない」「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q5.Q4で回答した以外に、Q2で選択したシステムに求める機能や改善点があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=101)と質問したところ、「コストパフォーマンスの向上」など38の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・コストパフォーマンスの向上
・他システムとの親和性と拡張性を高めたい
・工数増とならないようなシステム
・負荷が、集中したときのスピードの確保

勤務先で、今後、「業務プロセスの最適化」(66.4%)や、「リアルタイムデータ分析」(52.7%)でデータ活用を強化したいとの意見も

Q6.あなたのお勤めの会社では、今後、どの分野でデータ活用を強化したいと考えているか、具体的に教えてください。(複数回答)」(n=110)と質問したところ、「業務プロセスの最適化」が66.4%、「リアルタイムデータ分析」が52.7%、「顧客分析とマーケティング」が45.5%という回答となりました。

・業務プロセスの最適化:66.4%
・リアルタイムデータ分析:52.7%
・顧客分析とマーケティング:45.5%
・予測分析と需要予測:36.4%
・新規ビジネスモデルの創出:34.5%
・財務分析と予算最適化:30.9%
・リスク管理と不正検知:29.1%
・人材管理と従業員エンゲージメント:29.1%
・製品・サービス開発の最適化:26.4%
・サプライチェーン最適化:23.6%
・非構造化データの活用:22.7%
・その他:0.9%
・特にない:0.0%
・わからない/答えられない:5.5%

ワークフローシステムを活用することで得られた主なメリット、「業務プロセスの効率化が図られた」が71.7%で最多

Q2で「ワークフローシステム」と回答した方に、「Q7.ワークフローシステムを活用することで得られた主なメリットを、具体的に教えてください。(複数回答)」(n=60)と質問したところ、「業務プロセスの効率化が図られた」が71.7%、「部門間でのデータ共有と協力が強化された」が48.3%、「データの一元管理が実現した」が41.7%という回答となりました。

・業務プロセスの効率化が図られた:71.7%
・部門間でのデータ共有と協力が強化された:48.3%
・データの一元管理が実現した:41.7%
・非構造化データの管理と活用が容易になった:31.7%
・コンプライアンスの強化が進んだ:31.7%
・経営判断の迅速化と精度向上が達成された:28.3%
・システム全体の運用コストが削減された:21.7%
・その他:0.0%
・特にない:5.0%
・わからない/答えられない:3.3%

「ステータスにより進捗管理が容易になった」などのメリットも

Q7で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q8.Q7で回答した以外に、ワークフローシステムを活用することで得られたメリットがあれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=58)と質問したところ、「ステータスにより進捗管理が容易になった」など20の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
・ステータスにより進捗管理が容易になった
・稟議書決裁のスピードアップ
・自動化による業務効率化

9割以上が、ワークフローシステムの活用は、効率的・効果的なデータ活用において「重要だと思う」と回答

Q9.ワークフローシステムの活用は、効率的・効果的なデータ活用において重要だと思いますか。」(n=110)と質問したところ、「非常にそう思う」が32.7%、「ややそう思う」が60.0%という回答となりました。

・非常にそう思う:32.7%
・ややそう思う:60.0%
・あまりそう思わない:5.5%
・全くそう思わない:0.0%
・わからない/答えられない:1.8%

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9割以上が、データ活用において、社内システムのデータ連携ができ、かつどんな社員でも使いやすいワークフローシステムがあれば、「利用してみたい」と回答

Q10.あなたは、データ活用において、社内システムのデータ連携ができ、かつどんな社員でも使いやすいワークフローシステムがあれば、利用してみたいと思いますか。」(n=110)と質問したところ、「非常にそう思う」が43.7%、「ややそう思う」が46.4%という回答となりました。

・非常にそう思う:43.7%
・ややそう思う:46.4%
・あまりそう思わない:8.2%
・全くそう思わない:0.9%
・わからない/答えられない:0.9%

まとめ

今回は、データドリブン経営をしている大企業(従業員1,000名以上)の経営企画・経営管理・情報システム・DX推進担当者110名を対象に、大企業のデータ活用に関するレベル別調査を実施しました。

まず、企業のデータ活用のレベルについては、「レベル4:戦略的データ活用」(41.8%)が最も多く、次いで「レベル3:組織的データ活用」(30.9%)という結果が出ました。また、データ活用において使用されているシステムでは「グループウェア」(70.9%)、「CRMシステム」(67.3%)が上位に挙がる中、データ活用をさらに強化するために求められている機能として、「リアルタイムのデータ分析機能」(57.1%)や「データの一元管理と統合機能」(54.3%)等が多く挙げられました。さらに、ワークフローシステムの活用によって、71.7%が「業務プロセスの効率化が図られた」と回答したほか、9割以上が、ワークフローシステムの活用は、効率的・効果的なデータ活用において「重要」と回答しています。

今回の調査では、データドリブン経営を実践している企業の多くが、戦略的データ・組織的データの活用に至っていることが明らかになりました。 今後、データ活用を推進するにあたっては、柔軟な連携が可能で、誰でも使いやすいワークフローシステムの導入・活用も大きな推進力となりそうです。

ワークフロー総研編集部
この記事を書いた人 ワークフロー総研編集部

「ワークフロー総研」では、ワークフローをWork(仕事)+Flow(流れ)=「業務プロセス」と定義して、日常業務の課題や顧客の潜在ニーズの視点からワークフローの必要性、重要性を伝えていくために、取材やアンケート調査を元にオンライン上で情報を発信していきます。また、幅広い情報発信を目指すために、専門家や企業とのコラボレーションを進め、広く深くわかりやすい情報を提供してまいります。

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